日本の建設会社であるFujinetsu は人材重視で品質を追求しています
日本の建設・エンジニアリング会社である不二熱学工業株式会社は従業員の会社への定着と愛着とを重んじることで労働力の危機に真正面から立ち向かっています。
高齢化により幅広い分野で人手が足りない状況下で、同社は場合によっては定年を過ぎても、いまうまくいっているチームを維持することで持続的な成⾧を目指しています。
社⾧である近藤康之氏は、建設工事における空調衛生設備を専門とする同社で、社員が⾧く働き続けられるように心を砕いています。最高の環境と設備を用意し積極的に社員の士気を支えることで、彼はそれを実現しています。
彼の哲学は「だれもおいていかない」の一言に尽きます。
「人材を雇用し育てるには時間がかかります。当社は本人の体調に問題なければ定年を迎えた社員の再雇用を進めていて勤続 60 年の方も在籍しているほどです」と近藤氏。
彼はこの戦略によって会社の誇り高い歴史を築き上げ将来を確かなものにしたいと考えています。
この考え方は海外進出にも及びます。現在、同社は例えばミャンマー市場に関心を持っており、タイやインドも視野に入れています。
近藤氏は言う。「当社は非上場企業のため将来の展望については柔軟であることができます。人を採用し新規市場へ進出していくための計画はいくつかあります。インドは注目している国のひとつです。パンデミックの前はスタッフを派遣したこともありますが将来的にはまたそうすることもできればと思っています」と。