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空調・給排水衛生・低温設備の不二熱学工業と不二熱学サービスの環境への取り組み

空調・給排水衛生・低温設備の不二熱学工業と不二熱学サービスの環境への取り組み

品質環境方針

当社は、空気調和、給排水衛生及び冷蔵冷凍設備における設計・施工及びメンテナンスサービスを提供する企業として、LCS(Life Cycle Support)関わった製品への社会的責任と、LCC(Life Cycle Cost)を通じて環境的責任を、そして企業活動を通じて関わる皆さんのより良い生活(Life)の3つのLを大切に、環境保全に貢献します。

  1. LCSの向上のため、定期的に施工した物件へのアクセスを行い、サポート品質の向上に努めます。
  2. LCCの把握に努め、自社の環境貢献度を測定し高めます。
  3. 国家施策と将来性を判断し、未来を見越した提案を行います。
  4. 自社活動について、当社の事業活動に従事する全ての人に周知すると共に、社会への公開を行います。
  5. 研修活動の充実により社内品質環境意識の周知を徹底します。
  6. 品質環境マネジメントシステムの継続的改善と汚染の予防に努める。
  7. 法律・条例・規制等のコンプライアンス及び当社が同意するその他の要求事項を順守します。
品質への取り組み
  • 省エネルギー・省CO2技術及び省コストの提案・提供により顧客満足度向上を追及
  • 満足と信頼を得られる品質を提供するための技術力を教育
環境への取り組み
  • 温室効果ガス排出量の削減
  • 環境に配慮した技術の提案、提供
  • 省資源と省エネルギーの推進
  • 産業廃棄物の削減と管理の徹底及びリサイクルの推進
  • 環境目的及び目標を設定し、事業活動を通じて、定期的に見直す

LCA(ライフサイクルアセスメント)を含めた提案

ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment)とは、製品の原材料採取から製造そして使用及び廃棄に至るまでを通しての環境影響を評価するものです。

日本のCO2排出量に占める建築関連の割合は約40%です。さらに、建築物全体に対して空調・衛生設備のエネルギー消費量は約40%もの割合を占めています。

当社では、環境負荷を把握し、軽減に貢献する為、新築・改修案件に対してCO2排出量の算出、熱源更新に際しての現状から更新後の比較提案に地球温暖化に大きく起因するCO2排出量のランニングコスト比較を盛り込んだ提案を実施しています。

今後、さらに環境への影響を正確に表現し、高い技術力と地球にやさしい環境を創造し、推進・発信します。

設計部の取り組み
工事部の取り組み

温泉を利用した地熱発電

別府温泉湯けむり発電

再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)を利用し、売電事業を行う新会社 西日本地熱発電を設立(4社構成51%出資)、運営。
CO2排出量ゼロの発電で利用した熱(温泉)を無駄にしない様、段階的に利用するカスケード利用で省エネ・地域社会貢献・環境保全の取組みを進めてきましたが、電量低下(機器劣化及び蒸気量減少)により2024年3月をもって閉所いたしました。
別府温泉湯けむり発電(西日本地熱発電株式会社)の詳細はこちら

カスケード利用とは?
資源を1回だけの使いきりにするのではなく、使って性質が変わった資源や、使う際に出る廃棄物を別の用途に使用し、その使用の後も更に別の用途に使用するなど資源を多段階に活用すること。