当社は、空気調和、給排水衛生及び冷蔵冷凍設備における設計・施工及びメンテナンスサービスを提供する企業として、LCS(Life Cycle Support)関わった製品への社会的責任と、LCC(Life Cycle Cost)を通じて環境的責任を、そして企業活動を通じて関わる皆さんのより良い生活(Life)の3つのLを大切に、環境保全に貢献します。
ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment)とは、製品の原材料採取から製造そして使用及び廃棄に至るまでを通しての環境影響を評価するものです。
日本のCO2排出量に占める建築関連の割合は約40%です。さらに、建築物全体に対して空調・衛生設備のエネルギー消費量は約40%もの割合を占めています。
当社では、環境負荷を把握し、軽減に貢献する為、新築・改修案件に対してCO2排出量の算出、熱源更新に際しての現状から更新後の比較提案に地球温暖化に大きく起因するCO2排出量のランニングコスト比較を盛り込んだ提案を実施しています。
今後、さらに環境への影響を正確に表現し、高い技術力と地球にやさしい環境を創造し、推進・発信します。
再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)を利用し、売電事業を行う新会社 西日本地熱発電を設立(4社構成51%出資)、運営。
CO2排出量ゼロの発電で利用した熱(温泉)を無駄にしない様、段階的に利用するカスケード利用で省エネ・地域社会貢献・環境保全の取組みを進めてきましたが、電量低下(機器劣化及び蒸気量減少)により2024年3月をもって閉所いたしました。
別府温泉湯けむり発電(西日本地熱発電株式会社)の詳細はこちら
カスケード利用とは?
資源を1回だけの使いきりにするのではなく、使って性質が変わった資源や、使う際に出る廃棄物を別の用途に使用し、その使用の後も更に別の用途に使用するなど資源を多段階に活用すること。